面接で泣いてしまったらちょっとだけ考えてみてほしいこと
このブログでダントツに読まれている記事はこれである。
コメントなどはもらっていないけれど、アクセス数という形で確かな反応があるのは、本当に嬉しい。
同時に、同じような悩みを抱えている人が決して少ない人数ではないということもよくわかった。
今日は、上の記事の続編というような形で、この問題について書いてみたい。
(文体がめちゃくちゃ変わってるのは気にしないでおくれ。。)
そもそも、密室で、あまり馴染みの無い人に、自分自身のことを深掘りされるのは居心地が悪くて当たり前だ。
就活の面接に限った話ではない。高校の三者面談、奨学金の面接、プレゼンテーションなど、様々なシーンでも同じことが起こりうるだろう。
こういった場面で自分でもよくわからないうちに涙を流してしまう人へ。
先の記事では、「なるべく泣かない」ようにする方法を書いた。
でもちょっと待って。
涙を止めることだけに集中しすぎて、居心地の悪さ、心の迷い、もやもやから目を背けてはいないか?
泣く、あるいは、泣きそうになるということは、普段のテンションにはない状態だ。それだけは確実に言える。
自分をそうさせている“何か”の正体について、ほんの少し思いを巡らせてみよう。
それが、例えば、注目を一身に集めることへの緊張、あるいは、目上の人とのコミュニケーションのやりとりに対する苦手意識などであれば、そこまで心配は要らないと思う。
こういったことは慣れで解決できる部分もあるし、改善するためのテクニックも色々ある。
しかし、自分がその道を進むことへの不安感、あるいは、面接官から発せられる嫌な感じを薄々感じていて、それが心理的な負担になっているというのなら要注意である。
私は思えば、面接中に、自分がなぜこの会社を受けているのかわからなくなって、色々厳しい質問を浴びせられ、崩れてしまったことがある。
また、なんだか私なぞお呼びでないという雰囲気を面接官から感じてしまい、泣きそうになってしまったこともある。
ちなみにその会社はめちゃくちゃ行きたいところだった。でも、不採用になって今はよかったと思っている。
だって、まだ深く知ってないのに、本能的に嫌だと感じたわけだから。
きっと入っても良いこと無かったと思う。
様々な理由付けをして、「私はこの会社に入るべきなんだ」と考えていたけれど、頭で考えているだけで、本能的な部分では気持ちが追いついていなかった。
本当に望んでいるものとは少し違ったんだ。落とされたときはすごく自分を責めたけど、今ならすんなりと納得できる。
この考え方を読んで、「負け犬の遠吠えか」「言い訳じみている」と思う人もいるかもしれない。
でも、私は本気です。涙が流れるならそれを完全に無かったことにはしないでと言いたい。
人の直感って、結構すごいと思うから。
以上、涙が出たら、「これって本当に自分が望んでいることなのか?」と少し考えてみて欲しいというお話でした~。
この記事を読んでくれた人が、どこかで、自分のことを不安なく人に伝えられることができる場所との出会いを果たせますように!