文系修士女の就活ブログ

文系大学院生(女・19卒)が就活していて思ったことを書きます。何かの参考になれば。

出版社・公益財団法人の求人情報を収集する方法

出版社や公益財団法人って、星の数ほどあるにもかかわらず、求人情報が巷にあふれてない気がするのは何故だろう。

採用人数が少なく、周りに相談できる人もいない

採用も、他の業界の大手企業と比べると、少し時期がハズれていたりする。

大手就活サイトに載ってない場合もままある。

そんな3重苦の就活ですが、文系大学院生にとっては、修士卒だということをあまり気にされない業界なんじゃないかと考えています。私が見た中では、学部生より文系院生の方が採用人数が多かったり、ほぼ同数みたいなところもありました。

今回はそんな出版社・公益財団法人の求人情報を収集するために自分がやっていたことを書いてみます。

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残念ながら一覧はないので、地道に集めるしかありません。

毎年は求人を出さないも多いです。

 

 

 求人サイト

大手ナビサイト

2つ以上は登録しておけば安心かと。1つだけだと漏れる企業は多い気がします。

業種で絞り込み検索や、気になった企業のブックマーク機能があるので、それらをフル活用しましょう。

公益財団法人や出版社は、エントリー時期や内定時期がかなり多岐にわたる(他業種より全体的にやや遅め。エントリーシート締め切りが5月中旬以降になる企業も。)ことがあるので、ナビサイトへの掲載も遅れて出てくることがよくあります。

10日に1回くらいのペースで、検索して新掲載の企業が無いかチェックしてました。めんどいですが、このチェックを忙しくて忘れた結果、この企業受けてみたかった!と思った企業のエントリー期間を逃してしまったことも…(T T)

 

Indeed (インディード)

検索するためだけに使いました(登録は必要ないです)。「新卒 出版社」などと検索すると、大量の求人情報が出てきます。出版社じゃない求人やエントリー期間がとっくに過ぎた求人もひっかかるところが難点ですが、ナビサイトに載っていなかった出版社の求人も出てくることがあったので、そういう点では使えます。

 

Google検索

 特に独立行政法人や公益財団法人の場合、その特殊な事業に関心があって応募するというケースが多いと思います。なので求人を探す前にまず、自分の興味ありそうな事業をしている法人を見つけるところから始めるのも良いと思います。

「アフリカ 公益財団法人」

のような形で例えば検索してみると、いくつも財団がでてくるはずです。

気になったところは、現段階で求人が出るかどうかは気にせず、とりあえずexcelリストにメモしておきましょう。

 リストにしたものは、1か月に2回くらい、求人が出てないか調べてみると良いです。また、定期採用をそもそも行ったことがあるのかどうかというのも、google検索やみんしゅうなどである程度確認できます。

過去に定期採用をしていないのであれば、その年に求人が出る可能性は限りなく低いです。どうしても諦めきれない場合は問い合わせてみるという手もあります。

 

Twitter

Twitterをフォロー

出版社では特にオススメです。採用専用のアカウントを持っている企業は少なく、ほとんどが本の宣伝のツイートにはなると思いますが、どんな本を扱っている会社なのか、どんな本が売れ筋なのかを何となく把握できるので、面接でも活きるはず。

 

マスコミ就職読本 (@masudoku) | Twitter

出版社や新聞社の採用情報をつぶやいてくれるアカウント(もちろん大手中心)で、たまにチェックしていました。

 

人伝て

 大学就職課にあるOBOG名簿・就職体験記

周囲の人たちが意外と存在を知らなかったので書いてみました。

就職体験記というのは、選考の流れと対策なんかが書いてある、いわゆるみんしゅうに近いようなものですが、みんしゅうよりも信頼できる情報であるといえます。同じ大学の先輩という身近な存在の体験記ということで、モチベーションも上がるはず。

業務内容を深く知りたいという場合は、名簿から連絡して会ってもらうのもいいかもしれません(自分は変なところでびびってしまい全くOB訪問しませんでした^^;)。

就職課にいったことのない人は少々面倒に感じるかもしれませんが、それほど大変な手続はいりません。私の大学は校内のパソコンからであれば、就職課まで出向かなくても自由に閲覧できるようになっていました。

ちなみに、大学就職課の求人票はあまり役立たなかったです。出版社や公益財団法人の求人情報は、見に行ったのが6月中旬と遅かったことも原因かと思いますが、1つも無かったです。タイミングや大学にもよるかもしれないので、1度行ってみる手はあるかもしれませんが。

ちなみに、出版社・独立行政法人・公益財団法人に関してキャリアアドバイザーはあまり情報を持っていないです。やはり採用人数が少ないのと、どういう仕事をしているか、外の世界の人にはわかりにくいと言うところがあるからだと思います。

キャリア相談や面接練習に行くときは、会社の情報や求める人材像など、こちらがアドバイザーの方にしっかり伝える必要があると思います。

 

アルバイト・インターンなどをして業界に潜り込む

出版社の場合。友達でアルバイトをしている子から聞いた話では、その会社自体が新卒採用をやっていなくても、社員さんたちと仲良くしておくことで、就活の相談に乗ってもらうことができるそうです。

それ以外にも、仕事理解が進んだり、入社後のギャップなども生まれにくいことから、時間に余裕があるチャレンジしてみて損なことはない気がします。

アルバイト→契約社員→正社員というルートも、絶対では無いですがあるようです。

 

先生・先輩・友達など、とにかく周りの人を巻き込む

サークルあるいは高校同期などに会ったら、ダメもとで聞いてみることです。

また、面倒見の良い大学教授がいる場合、その人脈を活かさない手はないです。職業柄、若い人の連絡先を数多く知っている可能性が高く、レアな企業で働いている卒業生を紹介してくれるかもしれません。

 

私はOB訪問を一切しなかったのですが、その理由は、知らない人とあんまり話したくないというのが2割、研究発表などがあって忙しいというのが8割でした。

でも、会ってお話を聞くことで、何をやっているのかわかりにくい業界の内情を知ることができたら、もう少し就活が早く終わっていたのかなというような気もしています。

できるだけ無駄な手間はかけたくないというのが忙しい大学院生の本音ではあると思いますが、手間をかけるべきときところに思い切ってかけることで、逆に近道を選べると言うことはあるのかもしれません。