「面接で涙が出る=即終了」ではない!泣く原因と私なりの対処法
面接で涙が出る症状、何なんだろう。
今回はこの症状について考え、最後に私が就活中にあみだした対策を記しておきます。
泣いてしまう原因
面接中に泣く人を見たら、普通は、気持ちが追い詰められて泣いているのかなと思いますよね。
ですが私の場合、別に辛いとか怖いとか、負の感情を抱いているわけではなかったです。全然大したことないやり取りでも、涙が出るときは出てしまうのです。
最初にこの症状が発覚したのは、高校での3者面談でした。
改まった場で、そこまで親しくない目上の人に対して自分のことについて話をするときに涙が出てきてしまうらしいのです。
原因は緊張かとも思ったのですが、そこまで緊張していない面接でも泣いてしまったことがあったので、緊張とこの症状は連動していないような気がします。
就活でも当然この症状で苦労しました。
医者でも心理学者でもないので、正確な原因はわかりませんが、大学のキャリアアドバイザーさんの話では、
「普段しないような話を改まった形ですることによって、テンションがおかしくなってしまい、気持ちが高ぶった結果、涙が出るのではないか」
とのことでした。私はこの説明がかなりしっくりきました。
そういう人が実は少なからずいるということも、その人は教えてくれました。
涙は流さない方がよいのか
学部のときに1社だけ受けた会社での最終面接で、号泣してしまったことがあります…。泣いたらそりゃ落ちますよね、と思って、すごく自分を責めました。
しかし、泣く=落ちるとは一概には言えません。
大学院での2度目の就活では、1度だけ、大号泣にもかかわらずその面接を通過したことがあります。
受け答えの内容や、涙を流してしまってからの持ち直し具合によっては、面接を通過できる場合もあるのです。希望を捨てないで下さい。
自分なりの対策
前日はよく睡眠を取る
涙が出てしまった日のことを思い返すと、たいてい睡眠不足でした。そのため大事な面接の前日は、7時間以上を目安に寝ていました。ちゃんと寝たという事実が、「だから自分は今日は泣いたりしない!」という自信につながる効果もあったと思います。
泣いてしまったときの言い訳を考えておく
根本的な解決策ではないですが、万が一の場合に備えておくことは大事です。
私が号泣したにもかかわらず通過した面接では、「当時の経験を思い出して、気持ちが昂ぶってしまいました。申し訳ございません。」 と言い訳しました。
つい涙を隠さなきゃ!と思いますが、鼻をすすりながら受け答えを続けるというのは、感情をコントロールできない印象を与えてしまうかもしれません。
ちゃんとした言葉で相手に自分の状況を伝えることは、相手への気遣いでもあり、自分にとっても気持ちを落ち着けることができます。
面接官も、学生にとって普段の性格が出しにくい異様な空間であるということはわかっているはずです。
しっかりと立て直すことができれば、それほどマイナスポイントにならない場合もあるのではないでしょうか。
面接練習をする
だいたい何をしゃべるかくらいは考えて面接に臨む人がほとんどだとは思いますが、口に出して本番を想定した練習までする人は意外と多くないのではないでしょうか。
頭の中でシュミレーションするのと、声を出してしゃべるのは全く違います。
さらに、他人を前にして練習するということができるならとても望ましいです。
大学や生協のキャリアアドバイザーに頼めば、模擬面接をしてくれます。
ただ、知らない人と会うの面倒だなと感じてしまった私は、ごく数回しか利用はしませんでした^^;
代わりに使っていたのが、面接練習用ビデオです。
マイナビの「就活シュミレーター」というサービスが特によくできていると思いました。上級レベルだと、けっこう厳しめに深掘りをされてうろたえるのでオススメです。
「緊張してますか?」の質問には「はい」と言っておく
面接前に雑談でこういうようなこと言われることがあると思います。
今日は泣いてしまいそう…というときは、緊張してなくてもしてると伝えておいた方がよい気がします。
「全然緊張してないです!」って言った人が面接で泣き出したら、何だこの人、と思われるのではないでしょうか。
緊張していると申告した上で泣いてしまう場合の方が、印象はよいと思います。
フラグを立てておくということです。
向き合い方
涙が出るのは弱いからでも甘えてるからでもないと思います。
テンションがおかしくなることによる生理現象と捉えましょう。
自分一人だけが変わってるのかな、恥ずかしいなと思いすぎないでほしいです。
泣いたらダメだっていう考えが頭にあればあるほど、本番で泣いたときにパニックになってしまうので。泣いても、その後の挽回が大事です。冷静に対処しましょう。