文系修士女の就活ブログ

文系大学院生(女・19卒)が就活していて思ったことを書きます。何かの参考になれば。

就活で辛いとき読んでよかった本

今日も明日も就活…

もう疲れた、元気も出ないって時に読んでみて、少し前向きになれた本を紹介します。

 

就活を題材にしている読み物というと、『銀のアンカー』とか『何者』が定番なのかと思います。

 

 

どちらも本当に面白い本・漫画なのですが、あえてこれらについては深く紹介しません!

以下で紹介する本は、「また明日から頑張ろう!」という清々しい気持ちにさせてくれます。

どの本の著者も、簡単にはいかない状況を経験しながらも、それでもなお、前を向くエネルギーがすごいです。

 

 1.林真理子『野心のすすめ』

 

野心のすすめ (講談社現代新書)

 

 

 この本を読むまで、この著者に対して正直良いイメージがありませんでした。

歯に衣着せぬ怖い人っていう感じがしたんですよね。

ですが、この本を読んでからはその堂々とした態度をうらやましいとすら思ってしまいました。

就活で落ちまくった際のエピソードとして、お祈り書類をリボンで束ねて保管していたっていうのを聞いてびっくりしました。精神力すごすぎる。

 

2.為末大『諦める力』

 

諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

 

 

著者は一流の陸上選手ですが、陸上を辞めた後のキャリアについて、意外と普通の人と同じように考えているところに驚きました。

就活中ってどうしても自分にはひとつの職業・ひとつの道しかないみたいに思うけど、職業選択がもっと軽い感じの国やひとり2~3の職種を掛け持つことが当たり前の国など、いろいろあります。

著者曰く、日本は続けること、最後まで諦めないことを美化する傾向が強いそうです。

続けてきたことを諦めるというこの本のテーマには、私の状況にも重なるところがあります。就活をすると決めたものの、大学院を途中でやめること、研究職への道を諦めることへの未練がましい気持をうまく消化しきれないままでした。

でも、この本を読んで、マイナスな気持ちで諦めるのではなく、次選んだ道で絶対自分のやりたいことを叶えようという気持ちになれました。

何か打ち込んでいたことをやめる人、周りの人と同じようなルートから外れた道を行こうかどうか迷っている人に読んでほしいです。

 

3.借金玉『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』

 

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

 

読み物、というよりもライフハックという感じです。

社会人を想定して書かれてはいますが、就活や大学院の研究のシーンにもあてはめることができます。 

書かれている仕事術は、ものすごく突飛なことではなく、むしろわざわざ教わらなくても無意識のうちにできている人がいそうな気がするくらいです。

でも、そういうことがわかんない人はわかんないんです。この本はそういう人の目線に立って言語化してくれているから、ありがたい。

片付けができなかったり、スロースターターで何事も締めきりギリギリという私は、「これ実践してみたい!」と思えるようなアイデアがいくつもありました。

 

以上3冊が、私が就活で辛くなったとき読んで前向きになれた本です。

就活は面接の結果に一喜一憂、心が安まらないことも多いです。

しかしそういった心の不安定さのためか、普段読んでも面白くない小説や映画、ドラマを面白く感じることも私はありました。

本って読むタイミングが大事だなと思っています。これらの本に会えてよかったです。